空にむかって-ひらくか閉じるか- 村田栄理哉

住まいの本質は雨風から身をまもるシェルターです。
哺乳類である私たちはしかし、天気のいい日には
空にむかって心身を開放したくなりますね。

シェルターであることと、外界に対して開くこと。
この矛盾する両者のバランスをどうとるかは、
住宅設計における永遠の課題でしょう。


いわゆる高気密・高断熱ブームのなかで、
日本の住まいは外界に開くということを忘れ、
ひたすらシェルターとしての機能を競ってきました。

Q値やC値といったスペックを比較することも大切ですが、
外界=空にむかって開くことを忘れて、はたして
心地よい住空間ができるものでしょうか。

窓は少ないほうが数値上は断熱性能が高くなるので、
ハウスメーカーのなかには窓を最低限しかとらない
ところもありますが、これでは全く本末転倒です。

大切なのはまず外界に開けた心地よい住空間をデザインすること。
そのうえで可能な限り高気密・高断熱性能を持たせることです。


住空間のここちよさはスペック/数値で表せるものではありません。
そうした数値によらない住空間のここちよさを、今回の建築家展
の展示でみなさまにご理解頂ければうれしいですね。

土曜日まで開催しておりますので、まだお越しでない方は
お誘いあわせのうえぜひご来場下さい。

私、村田栄理哉 は9日(木)に一日会場におりますので
よろしくお願い致します。(昼休みを除く(笑))


村田栄理哉/村田建築都市研究所 一級建築士事務所
Eriya Murata Architect & Associates  www.em-arch.com


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